母の健康診断に付添

先日、母の健康診断の付添に行ってきました

母は認知症で施設に入所していますが大分、症状が進んで夕方から夜にかけてずっと歩いてしまうそうです

歩くのを止めようとすると怒ってしまったりパニックになったりするので遠くから見守るようにしてくれていたそうですが何分、認知症専門の施設ではないので人手が足りず転倒のリスク等も考慮してずっと前から認知症対応型の施設に転所する作業をしていました

始めから認知症対応型の施設に入所すればよかったのですが やはり直ぐには空きがなくずっとデイサービスでお世話になっていた施設に入所して認知症対応型の施設の空きを探していました

空きが出ても施設でコロナが発生してしまったり、コロナの対応の為に転所を見送ったりと今まで4件ほど候補に上がっては駄目になっていました

実に5件目にしてやっと転所の書類提出まで進んできました

提出書類は診療情報提供書、健康診断書、契約書類、戸籍謄本、住民票、連帯保証人書類 等です

父がしっかりしているので契約書類や戸籍謄本等を揃えてくれますがそうでなければ私が揃えなければならないところです

今回は提出書類の健康診断書を書いていただくのにかかりつけ医に付き添いました

父、私、ケアマネジャーさんの3人体制で挑みます

迎えに行くとニコニコと車に乗り込み、「お世話になります」と他人行儀な挨拶 始めのうちは私のことも父のこともわからない様子です

車内で話すうちに「お姉ちゃん」と呼ぶようになり私のことも段々思い出して来たようでした

病院ではやや待たされたものの昔の話などをしながら座って待てました

採血は大丈夫でしたがコロナの検査で長い綿棒を鼻に入れられてグリグリされた後、もう片方も綿棒を入れると言われた途端、嫌がって診察室の奥に行こうとします

あんなことされたら私も嫌だわ と思いながら今日はこの後の診察は無理かしら 等と思っていると奥から院長先生が飛んできてくれて「どうしたの?大丈夫だよ」と他の部屋に通してくれました

母も直ぐに落ち着きレントゲン、心電図を行い、院長先生の診察を経て無事に健康診断終了、全部で1時間半程かかりました

診察は夕方でしたが翌日仕事だったので実家には泊まらずに帰宅

思ったよりもスムーズに終えましたが帰りの電車では肩が凝り、片頭痛がおきてしまいました

気づかぬうちに力が入っていたようです

ですが、コロナで施設ではアクリル板越しの面会だったので実際に手を握って、長い時間話せたのはとても嬉しい時間でした

父も喜んでいました

これからは後日、健康診断書が出来たら書類提出、入所審査へと進む流れとなります

色々考えてしまうこともありますが、前向きに進もうと思っています