親を施設入所させるということ

ずっとブログでの報告が出来ませんでしたが母のPCR検査陰性の知らせをもらい17日に母の施設入所となりました

入所するまでは必死で手続きを進めていましたが実際に母が入所して自宅に帰ってくると色々な気持ちが入り混じってブログとして文字にすることが出来ませんでした

実家からの帰り道、バス停でバスを待っている時、母と同年代の方がバスを待っている姿をぼうっとみていたら急にボロボロと涙が出てきました 

帰宅しても何もやる気が出て来ません

近頃は少しずつ日常を取り戻しつつあるところかもしれません

愛妻家でほぼ一人で母の介護をしていた父は私の想像も出来ない程の気持ちだと思うので心配です

ちょくちょく様子を見に行こうと思っています

17日の入所に当たっては始めに施設長様からのお話を伺い、その後リハビリ・栄養士・ケアマネージャー・介護士・看護師の方と入所担当の方を交えて現在の母の状態の確認

日常の生活状態・運動能力・健康状態・認知機能等の確認と施設の方からの質問・私達からの要望を確認し合いその後、再度担当の方と個別に確認し合い細かな状態の確認・要望を聞いていただきました

施設長の方からの、介護はやった方にしかわからない 私たちはそのお手伝いをさせていただきたい という言葉を有難く思いました

施設長の方の言葉の中の 「月曜日から土曜日まで毎日デイサービスに通っていたことは財産ですよ」というお言葉の通り 入所の当日にはデイサービスのリハビリ担当の方が母にご挨拶に来てくださいました

入所時に心配そうな母でしたが わざわざ心配して顔を見せに来てくれたリハビリ担当の方と楽しくお話しをして、とても安心した様子になりました

お礼をいう私と父に 「きっと入所したばかりは不安でしょうから出来るだけ様子を見に行きますからね」 という有難いお言葉を頂きました

あたたかい気持ちで接して下さるスタッフの方々には頭が下がる思いしかありません

入所手続きを終えた私と父は私のリクエストで千葉県長生郡睦沢町にある鉄火重で有名な「お食事処 おだか」へ (公式HPはないようなので食べログのリンクを貼らせていただきました)

平日なのに駐車場には車が沢山でオートバイも数台停まっていました

伺ったのは13時頃でしたので やはりお目当ての鉄火重は完売でした 

私と父はお刺身定食に

見えていませんがこのお刺身の下に活きの良くて甘みのある鯛が数枚出てきました

撮り忘れてしまいましたがお新香の下にはとても美味しいお魚の煮つけの小鉢がありました

とにかくお刺身の鮮度が良くて美味 そして量が多いのです

色々あった父と私ですが美味しいお料理を完食して元気をもらいました

入所当日は父がいないと夜中12時位までなかなか眠らなかった母も徐々に落ち着てきて穏やかに過ごせるようになってきていると知らせていただきました

この度、施設への入所が決まりましたが本当にこれが一番良かったのかどうかと色々と考えてしまいます

この機会に介護に対しての現実にも考えさせられました

上手く文章に出来ませんし 自分でも今のところよく自分の気持ちが解りませんが とにかく父と母が穏やかに過ごせるようにと願っているところです